洋野ヒストリア デジタルアーカイブ|Hirono Digital Archives

盛岡藩 七福神札

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盛岡藩 七福神札
盛岡藩 七福神札
盛岡藩 七福神札
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モリオカハン シチフクジンサツ
盛岡藩 七福神札
時代 天保6年
解説 天保六年(1835)に盛岡藩で発行された藩札
藩札とは、幕府の許可を得て発行した領内だけ通用の紙幣のこと。預り切手ともいう。
表面には、「盛岡切手」「銭○○文」で「米○升代 時之相場」とあり、七福神が描かれている。
裏面には、「天保六年 通寶」 「引替会所」とある。
 
江戸時代の元禄以後、経済が発達した為、盛岡藩では財政の救済と正銭不足を補うため天保六年より、七福神札を発行した。
相場の変動によって暴落し、信用が無くなり発行から2年後の天保八年に使用を禁止した。
(参考:八戸南部藩用語辞典・広報たねいち平成2年5月号より)

寿老人・・・   銭弐貫文(米四斗代)
毘沙門天・・・  銭壱貫文(米弐斗代)
弁財天・・・   銭三百文(米六升代)
大黒天・・・   銭弐百文(米四升代)
恵比寿・・・   銭百文  (米弐升代)
布袋・・・     銭三拾弐文(米七合代)
福寿禄・・・   銭弐拾四文(米五合代)
サイズ
地域 種市庁舎周辺 / 一区・二区・三区・四区
資料ID 255TRS_00060